★【古書・昭和37年】近世村絵図研究 木村東一朗 著(K_0923)

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はしがき(冒頭抜粋)\r 現在、わが国の公図である地籍図は、場所により現地の実際と図の表現上にかなりの差違があるといわれている。\r 一体この間違いはいかなる原因によるものなのかという問題を考えているうちに、現在の地籍図は明治二十一年頃に編製されたものであることを知った。さらに、その基となった地図は明治六年の地祖改正令によって編製した地引絵図であることもわかった。この絵図は新時代の考えにより作られたものではあるが、まだまだ江戸時代の村絵図編製の考えがかなり底流しているように思える。そこで江戸時代に編製した村絵図とはどんなものなのか調査してみようということになった。\r\r 一方、いままで地理学者の立場から世界図や日本図の古図に関する研究は多く行われてきているが、村絵図に関する研究は全くなされていなかったこともわかった。\r\r このようなことで、近世の村絵図について歴史地理学的立場からこれを究明しようと試み、数年前から研究に着手した。\r \r その後、問題の明らかになった分については日本地理教育学会の学術大会や地理学の雑誌に報告を重ねてきた。このようにまだ研究の過程ではあるが、いままで報告した論文に多少加筆して一冊に集録したのである。昭和37年3月10日 木村東一朗\r\r目次\r はしがき\r第一章 序論\r 一 研究の課題\r 二 近世以前の村絵図\r\r第二章 近世村絵図の諸問題\r 一 村絵図の概要\r 二 村絵図の名称および編製の目的\r 三 要旨および製作方法\r ・\r ・\r第三章 各種の村絵図\r 一 検地に関する村絵図\r 二 両給地入込場所の村絵図帳\r 三 入会地争論栽許の村絵図\r ・\r ・\r第四章 規制上よりみた絵図編製概念の考察\r 一 はしがき\r 二 知見における規制上の諸問題\r 三 実測上の諸問題\r ・\r第五章 地祖改正による地引絵図\r 一 地引絵図編製の端緒と概要\r 二 地絵図規則について\r 三 田畑そのほか反別野帳規則について\r ・\r■形態:横16×縦21.3×厚1.8㎝ 布張り厚表紙\r■頁数:256頁\r■著者:木村東一朗\r■発行者:小宮山慶一\r■発行所:小宮山書店\r■発行日:昭和37年7月8日発行\r■定価:950円\r■状態:表紙・裏表紙/小汚れ 背/下部打ち 三方/ヤケ・シミ 見返し/ヤケ・シミ 中頁/良 裏見返し/シール(3.5×1.8㎝)\r■発送:ヤマトネコポスにて発送
カテゴリー:本・音楽・ゲーム>>>本>>>その他
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