限定本『倉俣史朗 カイエ Shiro Kuramata Cahier 1-2 』

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限定365冊/165倉俣史朗はもはや伝説のデザイナーだ。いや、デザイナーという言葉は倉俣史朗にとってふさわしいのだろうか?「デザイナー」というのはあるオーダーに対して創作行為をおこなうクリエイターに対して与えられる役回りであろう。対して、「アーティスト」は自らの意思でクリエイティブを発揮するひとであろう。しかし、その境目は極めて曖昧だ。あるいは、アーティストとデザイナーの分水嶺はその作物の使用目的が明らかか、そうでないかにあるのだろうか?私の父親は映画美術の仕事に従事した。父はよく言っていた。俺は芸術家やない、デザイナーや。父は日本画家を目指していた、しかし、限界を感じその道を捨てた。たまたま、映画会社の創設に出会い、背景描きの仕事を経て、やがて映画美術の道を歩んだ。しかし、晩年父はそれまで封じていた絵画を再開し、思うがままに絵を描いて、三流画家として画商のもとで絵をかき、売り絵を描いていた。趣味じゃなく、絵描きとして。倉俣史朗のこの冊子は、倉俣が遺したノート、画帳から起こした作品をまとめたもので、本集にはまず、10X2作が収められ、今後全3冊が刊行される予定で、60作を見ることができるようになるらしい。作品というかデザインのメモ書きのようなものなのだが、まるで「詩」の如き趣なのだ。言葉じゃない落書きの詩。こんなものがあったらいいだろうな、こんなのが可愛いな、これいいんじゃない、倉俣史朗の脳髄の感ずるままに描かれたカタチが饒舌に話しかけてくる未完成な姿が記録され、作品になっている。私はアーティストとデザイナーの地位の上下があるとは思わない。しかし、この作品集に収められたメモはアーティストの証である。名作「ミス ブランチ」のデッサンも入っている。監修:倉俣美恵子、植田実テキスト:倉俣史朗、植田実、堀江敏幸翻訳:サム・ベット、勝見美生(ときの忘れもの)編集:植田実、尾立麗子(ときの忘れもの)アートディレクション&デザイン:岡本一宣デザイン事務所印刷:図書印刷株式会社体裁:25.7×25.7cm、64頁、日本語・英語併記、限定365部
カテゴリー:本・音楽・ゲーム>>>本>>>アート/エンタメ
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